楽天モバイルのメリットとデメリットをまとめました。CMで有名だから使えるとは限らないかも?

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格安スマホに変えたいという人の中でも、楽天モバイルは候補の筆頭に上がると思います。

本田選手のCMでも有名だし、あの楽天市場の楽天が運営している訳ですから、気になるのも当然ですね。

シェアをグングン伸ばしている楽天モバイルが選ばれる理由は有名というだけでしょうか?

格安だからこそ、当然デメリットもあるはずです。キャリアより格段に安くて、同じくらい快適に使えるなんて都合の良いことがある訳ないですよね。

そこで、キャリアや他のMVNOと比較した、楽天モバイルのメリットとデメリットについてまとめてみることにしました。

はたして、どのような利点と欠点があるのでしょうか。

楽天モバイルのメリット

月額基本料金が安くなる

楽天モバイルに変えると、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアと比べて、月額基本料金が確実に安くなります。

一番安いベーシックプランは、ネット専用のデータSIMが525円、電話も使える音声通話SIMが1,250円です。

ただし、このプランは常に200kbpsの低速通信です。動画を見るのには遅いですが、キャリアの通信制限速度の128kbpsより速くて、文字主体の軽いサービスなら使えます。

自宅や外出先でもWi-Fiが使える環境が多くて、それ以外でもネットはLINEやtwitter、ヤフーのスマホ版みたいな軽いWebサイトの閲覧だけでいい人に向いています。

電話が必要ない人は、毎月たったの500円台の出費でスマホが使えます。電話がメインでネットはおまけと言う人でも1,200円台で使えます。もちろんメールを利用してもパケット代はかからないので、添付画像を開いてパケ死という事もありません。

高速通信を使いたい人は、3.1GBプランでも、データSIMが900円、音声通話SIMが1,600円です。

auの3GBが6,200円ですから、4,500円以上も安くなると言う事ですね。

電話代を安く出来る

格安SIMは基本的に無料通話がありません。電話を使わない人はいいですが、それなりに電話をする人だと通話料が多くなってキャリアより損する可能性があります。

しかし、楽天モバイルには、通話料を半額に出来る「楽天でんわ」があります。

30秒10円になるので毎日数分、電話をしても1,500円程度ですみます。月額料金が4,000円安くなっているから全然余裕があります。

さらに、キャリアとほぼ同等の通話定額「5分かけ放題オプション」もあります。パケホーダイライトと同じく、1回5分以内の通話なら回数の制限なく電話をかけられます。

月額料金は850円になるから、さっきの毎日数分電話をかける人は、絶対に加入した方が良いオプションですね。

乗り換えても(MNP)すぐに電話が使える

他社から乗り換え、いわゆるMNPは現在の電話番号をそのままに、他の携帯電話会社に移れるサービスです。

通常のMNPは、契約からSIMカードが届くまで、数日から1週間程度も電話が使えなくなります。

しかし、楽天モバイルは、即日MNPに対応しているので不通話期間はありません。

何日も電話が使えないと困るから、格安スマホになかなか移るタイミングがない人でも安心して契約できます。

楽天モバイルの即日MNPについて解説

通信容量を節約できる

楽天モバイルで多くの人が利用しているのは、高速通信3.1GBプランです。

3.1GBもあれば、Webサイトの閲覧やLINE、twitter程度なら十分な通信容量でが、動画を見たり音楽配信を長時間聴いたりすると、あっという間に使い切ってしまいます。この辺はキャリアでも経験した人は多いと思います。

こうなると翌月まで低速通信になり、せっかく高速通信プランに入っているのにストレスが溜まります。

そんな時に便利なのが、「ターボ機能」です。この機能をオフにすると高速通信から低速通信になります。すると、データ通信量が減らなくなり必要な時まで温存できます。

低速通信でも画像や動画が含まれないサービスや、大抵のスマホゲームも多少重くなりますが利用できます。

普段はターボ機能をオフにして、画像サイトや動画を見るときに高速通信を利用すれば、月末まで快適にネットができる訳ですね。

大容量プランを選べる

大容量プランの無い会社もありますが、楽天モバイルには10GBの大容量プランがあります。

動画にテザリングにとたっぷり使いたい人でも、データSIMが2,260円、音声通話SIMが2,960円で利用できます。

キャリアなら1万円以上なので、大容量を使っても3,000円程度はかなりお得ですね。

ドコモのスマホを使える

楽天モバイルは、NTTドコモの通信回線を利用しています。

ドコモと全く同じエリアなので、FOMAプラスエリアやプラチナバンドに対応しているスマホがそのまま使えます。

しかもSIMロックを解除しなくても、ほとんど問題なく使えるんですね。SIMロック解除ができるまでの期間(半年)待たなくてもよく、手数料もかからないのは助かります。

お気に入りのiPhoneやXperia、Galaxyを使い続けられるのは嬉しいですね。

スマートフォンを安く買える

普通、MVMOはスマホのセット割や月々サポートをしていませんが、楽天モバイルでは、定期的にスマホのセット割引をしています。

取り扱っているSIMフリースマホは、通常価格2万円から5万円程度と元々安いですが、キャンペーンになるとさらに、数千円引きから最大半額にまでなります。

キャンペーンが適用されるにはSIMと同時契約が必要ですが、月額料金を安く出来た上にスマホまで安く手に入るのはタイミング次第ではラッキーですね。

契約期間が短い

キャリアで問題になっているのは、2年縛りと揶揄されている長期契約です。

途中で他社に移るなど解約すると1万円を超える違約金を取られます。もちろんスマホの残っている分割代も請求されます。

そして、2ヶ月の契約更新期間(以前は1ヶ月)が過ぎると自動的に2年縛りに入ります。

楽天モバイルに限らずMVNOは、プラン次第で契約期間は無いか、あっても1年です。

ネット専用のデータSIMプランには契約期間はありません。いつ止めてもお金を請求されないので体験のつもりで加入してすぐに解約してもデメリットがないんです。

電話も使える音声通話SIMには1年の契約期間があり、途中で解約すると9,800円の違約金を取られます。しかし、1年を過ぎると契約期間の更新はなく、いつ止めても違約金を請求されることはありません。

最低でも1年以上利用すれば、違約金のことを気にする必要はない訳ですね。

⇒ 格安スマホの解約金制度について解説

楽天スーパーポイントが貯まる

楽天モバイルを運営しているのは楽天市場の楽天です。様々な条件で楽天スーパーポントが貯まるようになっています。

例えば、月額料金の1%がポイント還元されたり、楽天市場のポイントが通常の2倍になったりします。

また、スマホのセット購入や楽天でんわとの同時申込でもポイントが貰えてお得です。

楽天を利用している人は、他社を契約するよりトータルで割安になる可能性がありますね。

デビットカードが使える

MVNOと契約する時は、基本的にクレジットカードが必要です。

キャリアだと口座振替にも対応していますが、MVNOだと極一部なので、クレジットカードしか選択肢がありません。

様々な事情でクレジットカードの審査を通らない人や、極力クレカを使いたくない人は、どうしてもMVNOの利用先が限られます。

しかし、楽天モバイルでは、同グループの楽天銀行デビットカードやスルガ銀行デビットカードが使えます。

デビットカードなら無審査で手に入るから誰でも持てます。他にもクレジットカードに近い感覚で使えるので1枚持っておくと良いと思います。

⇒ クレジットカードとデビットカード

有名な楽天が運営してる安心感

楽天が運営しています。聞いた事もない会社ではなく、ネットサービス大手の楽天です。

そう簡単には倒産しませんし、無責任な経営はしません。ユーザー数も最大クラスなので仲間が多い安心感と情報共有も豊富です。

本田選手を起用したテレビCMでも有名な楽天モバイルなら、今後のサービス向上にも期待できるでしょう。

楽天モバイルのデメリット

通信速度が不安定

MVNOは大手キャリアから通信網を借りて運営しています。借りた通信網を全てのユーザーで共有しているので、ユーザー数が多いと通信速度が遅くなり安定しない事があります。

楽天モバイルは人気があるため利用者が急増しています。そのため特に利用者の多い昼間などの時間帯は通信速度が激遅になる事が多いです。

しかし、いつまでも手をこまねいている訳ではなく、定期的に設備の増強を行なっています。その度に速くなったりしばらくしたら遅くなったりしますが。

楽天は資金力もあり責任を大きく問われるレベルの会社なので、設備投資が追い付かないからと投げ出すことはないと思えるのは救いですね。

高速通信が無制限に使えない

楽天モバイルには、高速データ通信の無制限プランがありません。

キャリアも含めて無制限プランがある会社は少ないので、どうしても無制限に使いたい人は他社を利用しましょう。

例えば、b-mobile、U-mobile、ぷららモバイルLTE、あとちょっと遅いですがUQ mobileあたりなら動画を長時間見続けられる速度の無制限プランがあります。

データ無制限のある格安SIMを比較

3日間の通信制限がある

ドコモなどでは既に撤廃された3日間の通信制限が、楽天モバイルにはあります。

これは、3日間で一定以上のデータ通信量を消費すると、自動的に低速通信に切り替わる制限です。

契約している高速通信データ容量が残っていても、低速にされるのは不愉快ですが、MVNOでも撤廃されるまでは仕方ありませんね。

低速でも高速通信容量を消費する場合がある

3日間の通信制限中に限りますが、高速通信データ容量を消費します。

このちょっと酷い仕様は楽天モバイルくらいなので、早く改善して欲しいです。

ちなみにターボ機能を使って低速にした場合は、データ通信量を消費することはないので、ちょっと使い過ぎてると思ったら、切り替えてやり過ごすと言う方法はあります。

iPhoneを安く買えない

楽天モバイルの取り扱っている端末にiPhoneはないので、当然ですが安く買うことは出来ません。

iPhoneが欲しかったら、アップルストアなどでSIMフリー版を購入すれば良いです。SIMフリーなので、制限されることなくどの会社でも使えます。

iPhone SEなら、16GBモデルが47,800円、64GBモデルが59,800円です。ハイスペックでコンパクトなiPhoneが5万円程度で買えるので人気があります。

格安SIMに変えると毎月4,000円も浮くので1年もあれば買えますね。

iPhone SE

ドコモのスマホでテザリング出来ない

ドコモで買ったスマホならSIMロックされていても使えると言いましたが、テザリングに関しては違います。

テザリングは、スマホのネット回線をパソコンやタブレットで使う便利な機能です。

スマホをルーターにしてパソコンを使いたい人も多いと思いますが、たとえSIMロックを解除しても、ドコモのスマホは楽天モバイルに限らず他社ではテザリングできません。

原因は、APNと言われるアクセスポイントが、契約していないドコモに勝手に切り替わるためです。

どうしてもテザリングしたい人は、SIMフリースマートフォンを購入してください。

テザリングについて解説

キャリアメールが使えなくなる

キャリアメールは、それぞれのキャリアが提供しているサービスなので、解約すると当然ながら使えなくなります。

キャリアメールで多くの人と交流をしている人は、速めにGmailなどのフリーメールに切り替えた方がいいでしょう。

フリーメールなら、携帯電話会社を制限されませんし、パソコンからも利用できて便利です。

メールアドレスの変更を知らせないといけないのは面倒ですが、この機会に縁を切りたい人には知らせないのもありですねw

LINEの年齢認証が出来ない

現在、LINEの年齢認証にはキャリアのIDが必要になっています。

年齢認証ができないとID検索が使えないので不便ですが、他人のキャリアSIMカードを借りて認証したり、自分専用のURLを相手に教えたりと方法がない訳ではないです。

サポート体制に不安がある

基本的にMVNOは自社の店舗を持っていません。全てネットか電話で対応するため、どうしてもサポートがいい加減になりがちです。

一応楽天モバイルは、楽天モバイルショップがありますが、30ヶ所程度で全国にあるわけではないです。

どうしても対面じゃないと不安だという人は、頑張って勉強するか詳しい人に頼ってください。

まとめ

楽天モバイルは利用者が急増しているだけあって、スマホ料金も安い上に電話代も安く出来ます。さらにスマホまで安く買えるのだから、多くの人に選ばれるのも分かります。

一方で、格安ならではの欠点も見られます。通信速度に不安があったり、通信制限がきついかったり、キャリアメールが使えなくなったり、サポートに不安があったりです。

しかし、スマホ料金を2千円以内に出来るのは大きいですね。

通信速度も遅い時間には動画を見ないとかWi-Fiに繋ぐとか対策できます。メールもフリーメールに変えた方が利便性は上がります。

サポートは期待し過ぎなければ問題ないと思います。

スマホも賢く活用すれば、大きな節約ができるという事を理解しておきましょう。

楽天モバイルの総合解説はこちら