「arrows M03」人気機種の後継機ワンセグ搭載、耐久性も強化しかしマイナーチェンジ?

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FUJITSUから人気のarrows M02の後継機SIMフリースマホ「arrows M03」が発売されます。販売開始は7月下旬からです。

ワンセグ搭載やキャップレス防水など変わった所もあれば、代わり映えしないところもありますが、気にある点を前モデルと比較します。

arrows M03

スペック表

メーカー FUJITSU
機種名 arrows M03
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価格(税抜) 3万2800円~
OS Android6.0
画面サイズ 5インチIPS液晶
解像度 1280×720
CPU Qualcomm Snapdragon410 クアッドコア1.2GHz
RAM/ROM 2GB/16GB
外側/内側カメラ 1310万/500万画素
バッテリー容量 2580mAh
充電時間 約150分
連続待受時間 3G:約780時間 LTE:約640時間
連続通話時間 3G:約700分 VoLTE:約770分
高さ×幅×厚み 144×72×7.8mm
本体重量 141g
対応バンド 3G:1/5/6/8/19 LTE:1/3/8/19/26
SIMサイズ nano
外部メモリ microSD/microSDHC/microSDXC(最大200GB)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n
カラー ブラック/ホワイト/ピンク/ゴールド(楽天モバイル限定)/グリーン(mineo限定)
その他 GPS/近接センサー/RGBセンサー/照度センサー/加速度センサー/ジャイロセンサー/NFC/FeliCa/Bluetooth 4.1/防水防塵/ワンセグ/VoLTE

性能

SoCは、Snapdragon410、ストレージ16GB、メインメモリ2GBといずれも前モデルと変化ないです。

OS

OSは、Android6.0 Marshmallowにバージョンアップしました。

ディスプレイ

5インチIPS液晶で、1280×720HDです。有機ELからIPS液晶にチェンジしています。

有機ELの方が色鮮やかさやコントラスト、視野角など画質面では有利でしたが、一部で焼きつきなど耐久性に不安を持つ人もいます。またペンタイルによる粒々感や鮮やか過ぎるのが気になる人もいるため、液晶は無難な選択だと思います。

カメラ

アウトカメラが1310万画素、インカメラが500万画素となっています。いずれも前モデルの810万/240万画素からパワーアップしています。

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SONY製の積層裏面照射型CMOSセンサーとF値2.0の明るいレンズを搭載し、暗い所でも綺麗に撮影が可能になっています。

また、アウトカメラには焦点距離22mm、画角約90度、インカメラは焦点距離23mm、画角約85度の広角レンズを採用しているため、背景や人物も広く撮影できるので自撮りだけでなく、見切れることなく集合写真も綺麗に撮れます

ファインダー上にアウトカメラとインカメラを切り替えるボタンが配置されたので、簡単に素早く自撮りもできるようになっています。

防水・防塵に対応したタフネス設計

前モデル同様、MIL規格(米国国防総省の調達基準)14項目準拠し、防水(IPX5/IPX8)と防塵(IP6X)に対応しています。

さらにarrows M03はキャップレス防水にも対応しました。

ディスプレイ側を0.3mm、背面0.1mmだけ淵を立てた事で、フラット面が直接地面に当たりにくくなっています。

背面ハードコート仕様になって、傷や指紋が付きにくく、磨耗にも強くなりました。

電池持ち

バッテリー容量が、2580mAhに増量されています。また、Android6.0の省電力機能Doze」や富士通独自の省電力設計「NX!Tune」のおかげなのか、待ち受け時間も15%程長くなっています。

対応周波数

3Gが1/5/6/8/19、 LTEが1/3/8/19/26となっています。

ドコモのFOMAプラスエリアとプラチナバンドに対応。ソフトバンクのプラチナバンドにも対応しています。またVoLTEにも対応しているので、au系でも使えます。しかしauのプラチナバンドには対応していないようですが。

SIMフリーはドコモとソフトバンク系にしか対応していないものが多いですが、前モデル同様、arrows M03は、au系でも利用できる貴重な1台です。

デザイン

カラーは基本の3色ブラック/ホワイト/ピンクに加え、楽天モバイル限定のゴールドとmineo限定のグリーンの合計5色を用意。さらに側面はアルミフレームになっています。

arrows M02のサイズが141×68.9×8.9mmで、arrows M03が144×72×7.8mmとなっており、ちょっとだけ大きくなっていますが、厚さは逆に1.1mm薄くなっています。しかし全体的には大差ないですね。

ワンセグ

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arrows M03は、ワンセグを搭載しました。災害時などネットが繋がらない環境でもニュースを見れる利点があります。

データ通信量を消費しないで番組を楽しめるのは暇つぶしにも良いですね。

おサイフケータイ

arrows M03は、始めからモバイルSuicaとnanacoにも対応しています。前モデルではいつ対応するのか話題にもなっていましたが、買ってすぐに利用できるのは良いです。

取り扱いMVNO

IIJmio

IIJmioの詳細情報ページ

mineo

現在は価格未定、8月下旬に販売開始予定。先行予約キャンペーンも用意しているようですが、前回は1万円ギフト券でしたが今回も期待したいですね。

mineo限定カラーにグリーンも用意しています。

同時に「ASUS ZenFone Go」と「Huawei P9 lite」の販売も開始。

mineoの詳細情報ページ

DMM mobile

DMM mobileの詳細情報ページ

NifMo

販売価格3万5556円(税抜)で、7月1日10時から予約受付を開始して発送は7月下旬になります。

「arrows M03」発売記念!Twitterフォロー&リツイートキャンペーン」を開催。

抽選で合計3名に「arrows M03」(ブラック、ホワイト、ピンク各1名様)と「NifMo 音声通話対応SIMカードお届けパッケージ」をセットでプレゼント。

応募期間は、2016年6月28日から2016年7月12日まで。

応募方法は、以下の2つを満たす必要があります。

  • 「NifMo」公式Twitterアカウント(@NifMo_Official)をフォローする。
  • 「NifMo」公式Twitterアカウント(@NifMo_Official)のキャンペーンハッシュタグ「#NifMo_M03プレゼント」がついているツイートをリツイートする。もしくは、「#NifMo_M03プレゼント」を付けて、本キャンペーンについてツイートする。

NifMo公式をフォローして、「#NifMo_M03プレゼント」にリツイートするか、キャンペーンハッシュタグを付けてツイートだけです。

NifMoの詳細情報ページ

BIGLOBE SIM

7月下旬に発売予定です。6月29日から7月26日まで「新スマホ・タブレット リリース記念クーポン進呈キャンペーン」を開始。期間内にキャンペーンにエントリーすると、「新スマホ・タブレット リリース記念クーポン」をプレゼント。

クーポン有効期間(2016年7月27日~2016年8月31日)中に、BIGLOBE SIMと同時に対象スマホを申し込む際に、クーポンコードを入力すると3,000円分の割引が適用されます。

「AQUOS mini SH-M03」と「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」もキャンペーン対象端末になっています。

BIGLOBE SIMの詳細情報ページ

UQ mobile

7月下旬からマンスリー割に追加される予定です。

UQ mobileの詳細情報ページ

楽天モバイル

SIMカードとセットで、6月28日から予約を開始。本体価格は、3万2800円(税抜)。

2016年6月28日11:00~2016年7月29日9:59の期間限定で3,000円引きの29,800円での販売になります。条件はSIMカードとarrows M02のセット購入に限ります。

前モデル同様、限定カラーにゴールドを用意。

楽天モバイルの詳細情報ページ

まとめ

CPUスペックやメモリ関係が据え置きなので、全体的にはマイナーチェンジ感が否めません。

しかし、細かい所を見ると、ワンセグが付いたり、キャップレス防水になったり、耐久性が強化されたり、電池持ちが良くなったりと使い勝手が向上しているようです。

個人的には、SoCを上位に変えて、ディスプレイもフルHDの有機ELにしてくれると良かったんですけどね。

逆に有機ELに抵抗がある人やワンセグが欲しい人は、スペックダウンした所はないので買いではないでしょうか。