楽天モバイルでも不通話期間のないMNP転入手続きに対応しました。
MNPは、現在の電話番号を維持したまま別の携帯電話会社に移るためのシステムです。
まず、従来のMNP転入方法ですが、ネットで契約した直後からSIMカードが届くまでの数日から1週間、電話が利用できなくなっていました。
それは、契約後に事業者がMNP切り替えの手続きを開始するため、現在利用中のSIMカードが使えなくなるからです。
しかし、新方式ではSIMカードが届いてから、契約者自身がMNP転入手続きをするので、すぐに新しいSIMカードへ切り替わります。
また、同時に今まで利用していた携帯電話会社を自動的に解約になります。
では、楽天モバイルのMNP転入手順を解説します。
楽天モバイルでMNP転入する手順
楽天モバイルとMNPで契約する方法はいくつかあるので説明します。
自分で即日MNP切り替え手続きをする
1.MNP予約番号を取得する
現在契約している携帯電話会社からMNP予約番号を取得します。
この手続きには3,000円程の手数料が必要になります。
2.楽天モバイルに申し込む
インターネットで楽天モバイルと契約手続きを行ないます。
お客様情報入力の「今お使いの電話番号を引き継ぐ(MNP)」を選択すると、MNPに関する項目が現れます。
「楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する」にチェックを入れます。
ここにチェックを入れないと、事業者側でMNP転入手続きをするためSIMカードが届くまで数日電話が使えなくなります。
次に、「現在の電話番号」と「MNP予約番号」を入力します。
また、MNP予約番号の有効期限を選択する項目があります。
MNP予約番号の有効期限が10日以上必要になるため、最短でも申込日を1日目として10日後までしか選択できません。
MNP予約番号の有効期限は発行時点で15日なので、5日以内に契約する必要があります。
仮に有効期限が過ぎても、再発行(無料)してもらってやり直せば良いです。
3.MNP転入手続きをする
数日後、SIMカードが届きます。
楽天モバイル開通受付センターに電話をしてMNP転入手続きをする。
受付時間によって、切り替えが完了する時間帯に違いがあります。
- 午前8:59までに開通受付が完了した場合、当日の9:00~21:00に切替
- 午前9:00以降に開通受付が完了した場合、翌日の9:00~21:00に切替
受付完了後、すぐにMNP転入が完了する訳ではないようです。
午前8:59までに受付が完了しても、午後9時までとあるので12時間以上かかる可能性があります。
さらに午前9時までに開通受付が完了しないと、新しいSIMカードへの移行が翌日になります。
ただ、切り替わるまでは今までのSIMカードが使えるので、不通話期間はほとんどない事になります。
使用中のSIMカードが使えなくなったら、入れ替えれば良いという事になりそうです。
その他のMNPの方法
ローソン受け取り
公式サイトで契約する時に、受け取り方法を「コンビニ受け取り」にすると、一部のローソンで受け取れます。
この場合は、MNP済みのSIMカードを最短3時間で受け取って使えるようになります。
受け取り可能な店舗など詳しくは、「楽天モバイルがコンビニ受け取りに対応」の記事を見てください。
楽天モバイルショップで手続き
楽天モバイルショップで手続きをすれば、その場で受け取れるので不通話期間はありません。
まとめ
従来のMNPだと電話が使えない期間が数日以上できるので、いつ契約をすればいいのか迷います。
ネットだけなら固定回線でもWi-Fiでも出来ますが、携帯電話は相手からかかってきても出られないので困りますよね。
携帯ショップが近くにあれば、暇をみて直接店で契約すればいいのですが、MVNOは基本的に専門の店舗を持っていません。楽天モバイルみたいにショップがあってもキャリアのように全国津々浦々という訳ではないです。
今回のサービスのようにSIMカードが届いてから、MNPの手続きが出来れば、好きなタイミングで切り替えられるため、電話が使えなくても困ることはないから助かります。