3日間の通信制限とは?「格安スマホ」でネットを利用する

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スマホでネットをしていると通信制限にかかり、低速通信になることがあります。キャリアではなかったのに「格安スマホ」に変えてから経験した人もいるかもしれません。

一旦制限に入ると数日遅いままという事もあって不便です。

月のデータ容量を使い切ったわけでもないのに、制限がかかるのはなぜでしょう?

今回は、そんな不可解な通信制限について解説します。

3日間の通信制限とは何?

データ容量を使い切っていないのに発生する通信制限の正体は、「3日間の通信制限」と言われているものです。

3日間に一定のデータ通信量を消費すると、低速度に落とされます。この制限は、直近の3日間が一定データ通信量を下回るまで継続されます。

3days-regulation-img

MVNOの場合の低速は、200kbpsです。キャリアの128kbpsと比べると多少ましですが、動画もまともに見れないくらい遅いです。

さらに低速状態時に規制をかける会社もあり、その場合は、20kbpsとさらに激遅になり、もはやネットは不可能と言ってもいいです。

通信規制となる消費するデータ通信量は、会社によって大きく異なっています。規制が厳し過ぎると、大容量アプリはダウンロード出来ないといった不都合もおこります。

この規制は、ユーザーのネット利用が集中して、通信網が混雑する事を避ける目的があります。

例えば、月の頭は余裕があるので、多くの人がスマホを長時間使う可能性があります。話題のアプリがリリースされたり、アップデートがあるとダウンロードが一気に増える可能性があります。

このようなトラフィックのトラブルに備えるために行なわれているのが、3日間の通信制限という訳ですね。

この3日間の通信制限は、説明に小さく書かれているため、気にしない人も多いですが、格安スマホを契約する前に、チェックすべき意外と重要なポイントだったりします。

キャリアの3日の通信制限

プラン 制限通信量
NTTドコモ FOMA 300万パケット
Xiプラン 制限なし
au 全プラン 3GB
ソフトバンク ホワイトプラン  制限量はプランによる
スマ放題 制限なし

ドコモは、FOMAプランだけ3日間の通信制限があります。LTEプランのXi(クロッシィ)からは通信制限が撤廃されています。

auは、全プランで3GBの通信制限になっています。

ソフトバンクは、新プランのスマ放題からは通信制限が撤廃されています。旧プランのホワイトプランなどは通信制限があります。

さすがに大手キャリアからは、3日間の通信制限は撤廃されつつあるようです。

「格安スマホ」の3日間の通信制限

プラン 制限通信量
楽天モバイル 3.1GBプラン 540MB
5GBプラン 1GB
10GBプラン 1.7GB
OCN モバイル ONE –  – 
BIGLOBE SIM ライトSプラン/12ギガプラン 制限なし
上記以外のプラン 制限あり
IIJmio 全プラン低速時 366MB 
DMM mobile 全プラン低速時 366MB
NifMo 3GB 650MB
5GB 1.1GB
10GB 2.2GB
U-mobile –  – 
mineo auプランのみ 3GB 
UQ mobile 全プラン 3GB 
b-mobile 全プラン低速時 360MB
DTI SIM 1GB 700MB
3GB 2GB
5GB 3GB
エキサイトモバイル 全プラン低速時 366MB
TONE 全プラン 300MB
Y!mobile スマホプランにはない

楽天モバイル

3日間に使用したデータ通信量が、3.1GBプランは540MB、5GBプランは1GB、10GBプランは1.7GBを超えた場合に速度規制されて、低速200kbpsになります。

規制の解除は、3日間(72時間)のデータ通信量が上記を下回ると、高速通信に戻ります。

楽天モバイルは、通信規制中でも高速通信容量分、データ繰り越し分、容量追加パック分が消費されます。

実際に規制が始まるまでは、タイムラグがあるので、その前にターボ機能をオフにして通信速度を低速にすると、通信容量が消費されることはありません。規制に入ってからでは、ターボ機能を利用できないので要注意です。

⇒ 楽天モバイルの総合解説

OCN モバイル ONE

3日間の通信制限はないです。

OCN モバイル ONEは、NTTグループで、ドコモが3日間の通信制限を撤廃した事と関係するのかは分かりませんが、異常な使い方をしない限り規制されることはないでしょう。

⇒ OCN モバイル ONEの総合解説

BIGLOBE SIM

3日間に使用したデータ通信量が、「音声通話スタートプラン(1GB)」は200MB、「エントリープラン(3GB)」は600MBを超えた場合に速度規制されて、低速200kbpsになる場合があります。

速度制限は、直近72時間(3日間)のデータ通信量が規定を下回るまで続きます。

その他のプラン、「ライトSプラン(6GB)」と「12ギガプラン(12GB)」には、3日間の通信制限はありません。

⇒ BIGLOBE SIMの総合解説

IIJmio

高速通信の時には、3日間の通信制限はありません。

しかし、高速通信容量を使い切った後や、ターボ機能をオフにした低速通信200kbpsの時に、3日間で366MB消費すると、超低速(数十kbps)まで落とされる場合があります。

低速だからそれほど消費しないだろうと思って、アプリのダウンロードなどで使い続けると、ネットの利用がほとんど不可能な状態になるので要注意です。

⇒ IIJmioの総合解説

DMM mobile

IIJ系だからなのかIIJmio同様、高速通信の時には、3日間の通信制限はありません。

しかし、常時低速通信のライトプランや、高速通信容量を使い切った後や、ターボ機能をオフにした低速通信200kbpsの時に、3日間で366MB消費すると、超低速20kbpsまで落とされる場合があります。

DMM mobileは、常時低速のワインコインで利用できるライトプランがありますが、元々遅いからとデータ通信量の消費を気にしないでいると、例えば、長時間かけてアプリのダウンロードする場合などは途中で規制にかかる可能性があるので注意が必要です。

⇒ DMM mobileの総合解説

NifMo

3日間に使用したデータ通信量が、3GBプランは650MB、5GBプランは1.1GB、10GBプランは2.2GBを超えた場合に速度規制されて、低速200kbpsになります。

3日間のデータ通信量が上記を下回ると翌日には解除されます。

⇒ NifMoの総合解説

U-mobile

3日間の通信制限に関した公式の発表はありません。

しかし、実際は、3日間の使用したデータ通信量が1GBを超えると規制される場合があるようです。

⇒ U-mobileの総合解説

mineo

mineoは、ドコモとauの回線プランがありますが、ドコモプラン(Dプラン)には3日間の通信制限はありません。

しかし、auプラン(Aプラン)の場合は、3日間に使用したデータ通信量が、3GBを超えると低速通信になります。

これは、回線元のドコモは規制がなく、auは3GBの通信規制を行なっている事に合わせているように思われます。

⇒ mineoの総合解説

UQ mobile

3日間に使用したデータ通信量が、3GBを超えると速度規制されて、低速通信になります。

やはり、mineoと同じで、auの規制に合わせているようです。

UQ mobileには、データ無制限がありますが、規制の対象になっているため、実質的には、無制限ではなく1ヶ月あたり30GB利用できるという事になります。

⇒ UQ mobileの総合解説

b-mobile

高速通信の時には、3日間の通信制限はありません。

しかし、高速通信を消費し終わった後の低速通信200kbpsの時に、3日間に使用したデータ通信量が、合計300万パケット(360MB)を超えると、超低速に落とされる場合があります。

数十kbpsまで落とされると、まともにネットは出来ないと思ってもいいです。

b-mobileは、おかわりSIMといって1GB~5GBまで、1GB刻みの5段階従量制プランがありますが、この場合は、最高の5GBを超えてから規制対象になります。

⇒ b-mobileの総合解説

DTI SIM

3日間に使用したデータ通信量が、1GBプランは700MB、3GBプランは2GB、5GBプランは3GBに速度規制されて、低速200kbpsになる場合があります。

ネット使い放題は1日~2日間に、他の利用者と比べて著しくデータ通信量を消費している場合に限り200kbps以下制限される場合があります。

目安は3GBくらいですが、ファイル共有や大容量のアプリをダウンロードし続けると規制される可能性があるという事です。

⇒ DTI SIMの総合解説

エキサイトモバイル

高速通信の時には、3日間の通信制限はありません。

高速通信容量を使い切った後や、ターボ機能をオフにした低速通信200kbpsの時に、3日間で366MB消費すると、超低速(数十kbps)まで落とされる場合があります。

IIJ系という事で、DMM mobileやIIJmioと同等の通信規制です。

エキサイトモバイルは、10段階を超える小刻みな段階従量制がありますが、初段は低速通信です。月の利用開始前にターボ機能をオフにしておくと、最安値を維持できますが、この状態で使い過ぎると、ネットが不可能なくらい遅くなるので気をつけましょう。

⇒ エキサイトモバイルの総合解説

TONE

3日間に使用したデータ通信量が、300MBを超えると速度規制されて、低速200kbpsになります。

TONEの基本プランは、500~600kbpsのパケット使い放題になっています。しかし、3日間の通信制限のため、実際には、1ヶ月あたり3GBだけ500~600kbpsで利用できる事になります。

⇒ TONEの総合解説

Y!mobile(ワイモバイル)

スマホプランS/M/Lには、3日間の通信制限はありません。

しかし、Pocket WiFiとデータプランS/Lには、1GBもしくは3GBを超えると3日間の通信制限があります。

⇒ Y!mobileの総合解説

まとめ

通信速度規制を受けると、快適にネットが出来なくなります。

そうなる前に、ターボ機能をオフにして、低速通信にしておくと良いと思います。

低速通信時に規制をかけてくる会社(IIJmio、DMM mobile、b-mobile、エキサイトモバイル)は、Wi-Fiを積極的に利用して対応しましょう。

3日間の通信制限が気になる人は、規制のないOCNモバイルONEもしくはワイモバイルがお勧めです。