「NifMo」を運営するニフティは、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の時に発生する通話が出来ない期間を短縮する「ネットでナンバーポータビリティ」を10月1日より開始することを発表しました。
ネットでナンバーポータビリティ
「MNP」は、携帯電話会社を移っても、電話番号をそのまま利用できるサービスです。
従来の方式は、MNP予約番号を新しい携帯電話会社に伝えると、事業者が電話番号の切り替え手続きを行います。
この時点で、今まで利用していた携帯電話会社は解約になるので、手元にあるSIMカードは使えなくなります。
当然ですが、SIMカードが届くまで数日以上は電話もネットもできません。
自宅に固定回線があれば、スマホもWi-Fiに繋いでネットはできますが、携帯電話が使えないのは困りますよね。
今回のサービス「ネットでナンバーポータビリティ」は、SIMカードが届いてから、自分でMNP転入手続きができます。
MNPに必要な物
- MNP予約番号(有効期限の残り12日以上)
- クレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
MNP予約番号は、現在利用中の会社から発行してもらいます。予約番号の発行には、およそ3,000円程の手数料が必要です。
NifMoでMNPするには、予約番号の有効期限が12日以上残っている必要があります。予約番号の有効期限は15日なので、発行後3日以内に契約を行なわないといけないです。仮に期限を過ぎても無料で再発行できます。
本人確認書類は、通話SIMの契約には必ず必要なものです。顔写真や住所氏名がはっきり確認できるようにスマホかスキャナーで撮影して、アップロードします。
MVNOの契約には基本的にクレジットカードが必要ですが、NifMoは@niftyを口座振替で契約している場合、NifMoも口座振替で支払う事が可能です。
MNP手順
- ネットでNifMoにMNPで申し込む
- 本人確認書類のアップロードを行なう
- SIMカードが発送される。
- スマホにSIMカードをセットしてAPNの設定をする。
- 同梱された書類のURLより、MNPの手続きをする。
STEP3でメールに配送伝票番号が記載されているので、ヤマト運輸のホームページで配送状況を確認できます。
SIMカードと同梱されている書類に記載されているMNP専用のページで、契約者自ら手続きをすると、数時間後には開通してSIMカードをスマホに入れるとネットも電話も利用できます。
手続きを行うまでは、今までのSIMカードが使えます。電話が使えない期間は数時間程度なので、さほど不便はないでしょう。
ちなみに、MNPを利用して携帯電話会社を変える場合、MNP転入手続きをするだけで、今まで利用していた携帯電話会社を解約することができます。
わざわざ解約手続きをする必要がないどころか、先に解約すると現在の電話番号が利用できなくなるので注意してください。
MNP予約番号を取得する→新しい携帯電話会社と契約する→MNP転入手続きをする
MNPは、この順番でしましょう。
まとめ
何日も電話が使えないと困ると思って、なかなかMNP出来ないでいる人にとって助かるサービスですね。
NifMoは、「NifMo バリュープログラム」を上手に利用すると、スマホ料金をかなり安くする事ができる面白い「格安スマホ」です。元々、格安なスマホ料金がさらに安くなるのは凄いです。