DMM mobileのメリットとデメリットをまとめました。激安以外の利点、安いがゆえの欠点はあるのでしょうか?

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安く使える格安スマホはと聞かれると、まっさきに思いつくのが「DMM mobile」です。

何で安いの?安いからには欠点もあるでしょ?という人も多いと思います。

確かに利点だけでなく欠点も多々あります。

今回は、価格破壊の先行者となりつつあるDMM mobileのメリットとデメリットをまとめてみました。

DMM mobileのメリット

月額基本料金がどこよりも安い

格安スマホというくらいですから、3大キャリアと比べると確実に安いです。

さらにDMM mobileは、業界最安値宣言をしている会社だから、MVNOの中でも常に最安値クラスになっています。

他社が料金を下げれば、対抗価格でプラン料金の改定を何度もしてきた実績があります。

例えば、ライトプランは440円、税込みでも月額500円以下で利用できます。スマホがワンコインで使えるのは驚きですね。

ただし、ライトプランは200kbpsの低速通信です。高速通信だと数Mbps以上あるのでかなり遅いですが、画像の少なめなWebサイトやSNSくらいなら多少重いくらいで使えます。

音楽のストリーミングサービスや軽いゲームにも利用できます。

動画や画像サイトの利用を控えれば問題ないです。もちろんWi-Fiに繋げば動画を見まくっても大丈夫です。

種類の多い高速通信プランや電話も使える音声通話プランでも他社よりも安いので、料金面でDMM mobileを選んでも間違いはないでしょう。

電話代を半額に出来る

格安スマホで一番気になる点は電話代です。それは、ほとんどのMVNOにキャリアのような定額通話がないからです。

電話をかける度に携帯電話料金の30秒20円が必要になります。時々しか電話をかけない人でもちょっと込み入った話をするだけで千円以上かかる事もあります。

しかし「DMMトーク」を利用すれば、電話代を一気に半額の30秒10円まで下げることが出来ます。

「DMMトーク」はプレフィックス方式といって、独自回線を利用した電話ですが、音声品質や電話番号も通常の携帯電話と同じになっています。

詳しい説明は、「通話料を節約する方法」の記事中で解説しています。

電話代を半額にできると、ドコモのカケホーダイライトの1,700円で、85分も電話をかける事ができます。

毎日、家族に数分間の電話をかけても良いし、たまに数十分間話し込んでも大丈夫です。もちろんそれ以下の通話時間ならキャリアよりさらに安く出来るというわけです。

MNPでも短時間で電話が使える

MNP転入(他社から乗り換え)をすると、現在の電話番号をDMM mobileでも利用できます。

しかし、そのままMNPで契約すると、SIMカードが自宅に届くまで少なくとも数日間は電話が使えなくなります。

これは、契約してすぐにSIMカードの切り替え手続きが始まるため、手持ちのSIMカードが使えなくなるからです。

電話が数日も使えないと、かかってきた電話に出られないので、すぐに応対できず困ります。これでは、いつMNPすればいいのかタイミングが難しくなり、キャリアの高い料金を払い続けている人もいるはずです。

DMM mobileでは、そんな不便を解消する為に「おうちで乗り換え(MNP)」を始めました。

このサービスは、自宅にSIMカードが届いてから、契約者自身が公式サイトのマイページでMNPの手続きができます。

自分でMNP手続きを行うまでは、今までのSIMカードが使えるので、手続き完了までの2時間程度だけ電話が使えなくてすみます。

通信容量を節約できる

DMM mobileは、1GBや2GBの少ない通信容量を選択できます。高速通信を少しでも安く利用したい人には最適なプランです。

ライトプランのような低速通信のプランがあるくらいですから、高速通信でなくても利用できるサービスは多くあります。例えば、テキストベースのサービスやサイト、音楽配信やスマホゲームなどがそうです。

「ターボ機能」を使えば、普段は低速にして、高速でないと快適に使えないサービスの時だけ高速通信にすることができます。

これなら、貴重な高速通信容量を月末まで温存することも可能になります。

低速通信でもストレスが少ない

低速のライトプランはもちろん、高速通信を使い切ったり、ターボ機能で低速にしていると、どうしてもストレスが溜まります。

いくら軽い文字主体のサイトやLINE、twitterでも高速通信の時よりも読み込みが遅く重くなります。

しかし、DMM mobileには「バースト転送機能」という低速でも快適に使える補助機能があります。

この機能は、サーバーにアクセスしてから数秒間だけ高速通信で読み込むことができます。

数秒あれば、twitterのタイムラインやWebサイトをある程度読み込んでしまうので、低速でも比較的快適に利用できます。

使用量に合わせて選べる豊富なプラン

低速無制限のライトプランや、1GB、2GBの少ない容量のプラン、スタンダードな3GB、5GBプラン、少し多めな7GB、8GB、大容量の10GB、15GB、20GBプランの10種類の通信容量が選べます。

もちろんSMS機能付きや、音声通話SIMも選べて全30プランはMVNOでも、断トツに多くなっています。

さらに通信容量プランの変更が無料で可能なので、利用状況に合わせた容量を選び直すことができます。

容量を分け合って安くできる

8GB以上限定ですが、データ通信量を分けて使えるシェアSIMがあります。

ネット専用のデータSIMなら、3枚まで追加料金もなく利用できます。音声通話SIMの場合は、電話機能代が1枚に付き700円必要になります。

1人で3枚を使い分けても良いですが、数人で分け合うと割安に使えます。

例えば、8GBを3人でシェアすると、1人あたり660円で約2.6GB使えます。2GBが770円であることを考えるとかなり割安になりますね。

ドコモのスマホがそのままでも使える

最近になって、SIMロックという言葉を聞いたことがある人もいると思います。

これは、キャリアがスマートフォンに特殊なロックをかけて、auやソフトバンクなど他社で利用できなくしているセコイ制限です。

半年待たないとSIMロックを解除してくれません。さらに店頭だと手数料も必要です。(ネットで可能な場合は無料)本当にセコイですね。

しかし、回線が同じならSIMロックされたままでも利用できます。

DMM mobileは、NTTドコモの通信回線を利用しているので、ドコモで購入したスマホならSIMロックを解除しなくても利用できます。

契約期間が短い

キャリアには2年間の契約があり、途中解約すると1万円を超える違約金を取られます。

解約したいと思っていても、うっかり2ヶ月の契約更新期間(以前は1ヶ月)が過ぎると自動的に2年縛りに入ります。

DMM mobileも含めてMVNOの場合は、長くても1年間です。

しかもネット専用のデータSIMプランには契約期間がないので、試しに加入して気に入らなければ、違約金なしですぐに止められます。

電話も使える音声通話SIMには1年の契約期間がありますが、1年を過ぎると契約期間の更新はなく、いつ止めても違約金を請求されることはありません。

最長でも1年利用すれば、違約金無しで解約も他社への乗り換えも出来るわけです。

DMM mobileのデメリット

利用開始月の費用が多め

利用開始月にかかる費用には、事務手続きとして初期費用と月額基本料金があります。

他のMVNOには、初期費用がSIMパッケージとしてAmazonなどで安く(500円~1,000円くらい)売っている所があります。

また月額基本料金も利用開始月は無料にしている所もあります。

これに対して、DMM mobileの初期費用は3,000円(税抜)かかり、初月の月額料金も日数分だけ必要になります。

少ない会社との差は最大だと、2,500円+月額基本料金(1日からだと全額)にもなります。

月額料金が安いといっても差額分が埋まるまで、結局1年以上かかる場合もあるでしょう。

通信速度がキャリアより遅い

キャリアのように常に10Mbps以上とか安定した高速通信が出来るわけではありません。

MVNOはキャリアから通信回線を借りているため、どうしても利用できる帯域が狭くなり、特に混雑する昼間は遅くなります。

それでもDMM mobileは、他のMVNOと比べても速くて安定している方です。バースト転送もあるのでネットを比較的快適に利用できます。

低速通信の時だけ3日間の速度規制がある

DMM mobileは、高速通信の時には3日間の速度規制はありませんが、低速通信の時にはあります。

具体的には、常時低速度のライトプランや、高速通信データ量を使い切った時や、ターボ機能をオフにして低速度にしている時です。

低速通信の時に366MBのデータ通信量を消費すると、さらに遅い20kbpsまで落とされます。もはやネット利用不可能と言って良いほど激遅です。

連続で5時間くらいアプリをダウンロードしたり、動画を再生したりすると到達する可能性があるくらいなので、常識的な使い方をしていれば問題ないはずです。

スマホを安く買えない

DMM mobileでもSIMフリー端末をセット購入できますが、基本的に割引きはありません。

月額料金と合わせて分割購入出来るくらいしか利点はないです。あとは携帯端末補償の月額料金や交換費用が他社よりも少しだけ安いくらいでしょうか。

ドコモのスマホでテザリング出来ない

SIMロックされたドコモのスマホがそのまま使えますが、テザリングだけはできません。

テザリングは、スマホをモバイルルーター代わりにして、パソコンやタブレット、SIMカードの入っていない別のスマホをネットに繋ぐ機能です。

しかし残念ながら、ドコモのスマホは例えSIMロックを解除してもMVNOではテザリングに使えないのです。 

理由は、最初に設定するAPN(アクセスポイント)が、テザリングしようとすると、MVNOではなく勝手にドコモに切り替わるからです。APNが契約していないポイントに切り替わるとネットに繋がらずテザリングもできない訳です。

テザリングしたい人は、SIMフリースマホを買えば問題なく使えます。通信制限のない大容量を存分に使いつくしましょう。

キャリアメールが使えなくなる

ドコモなどで使っていたメールサービスいわゆるキャリアメールは使えません。

キャリアメールの利点は金融機関や一部のゲームで認証する時や、相手のメール設定で迷惑メールとして処理されず見てもらえるくらいです。

今後の事も考えて、Gmailやヤフーメールのようなフリーメールに移行した方が利便性は格段に上がります。

フリーメールは、どこの会社に移っても使えるし、パソコンからでも使えるからキャリアメールみたいに縛られずに使えます。

メールのやり取り相手に新しいアドレスを伝えるのは面倒ですけどね。

LINEの年齢認証が出来ない

LINEの年齢認証にはキャリアのIDが必要になっています。

年齢認証はID検索に必要な手続きですが、キャリアのSIMカードで認証してからMVNOのSIMカードに入れ替えたり、自分のアカウント専用のURLを相手に伝えたり色々と対策はあります。

サポート体制に不安がある

MVNOはコスト削減のため基本的に携帯ショップのようなサポート店はありません。

DMMはインターネット専門の事業者でもあるため店舗を持っていないので、カウンターで契約したり、説明や相談を聞いたり、スマホの持込をしたりはできません。

店舗の運営にかかる費用を月額料金に反映していからこそ格安料金を実現しているのです。

まとめ

DMM mobileは、とにかく月額料金が安いです。税込み500円でスマホを利用できるのは衝撃ですね。

激安の小容量プランもターボ機能やバースト転送機能で比較的快適に使えます。

通信速度もキャリアよりは遅いですが、MVNOの中では使えるレベルで安定しています。

高速通信に3日間の速度規制もないので、大容量プランを快適に使えます。

出費を出来るだけ抑えたい人から、大容量を安く使いたい人まで選択肢が多く機能も充実している格安SIMは他には無いと思います。

DMM mobileの総合解説はこちら