スマホでLTEの高速通信を使っているのに、いきなり速度が遅くなる事がありますよね。
日中など利用者が多くて回線が混雑する時間帯や、LTEの対応エリア外に入ってしまった時なら一時的に速度が遅くなっただけです。
しかし、毎月の通信容量を使い切ってしまった場合はどうしようもありません。
データ容量を追加する事も可能ですが、有料なので無駄な出費を避ける為には、翌月まで低速通信で我慢するしかないでしょう。
でも、低速通信だとブログを読み込むのにも時間がかかってイライラします。
いったんスマホに読み込めば快適に見れるのに・・・という不満を解決してくれる機能があります。一部の事業者だけですが。。。
「バースト転送機能」とは何?
「バースト転送機能」もしくは「バースト機能」と呼んでいるのは、低速通信状態でもネットにアクセスして、データをスマホに読み込む最初の数秒間だけ高速化する機能です。
バーストの名の通り、通信速度が一瞬だけ膨れ上がり爆裂します。
低速通信状態だと、200kbps以下ですが、高速になると実質速度で数Mbps~数十Mbpsと10倍以上の速さです。
重くない大抵のwebサイトやメール、LINE、twitte程度なら、数秒あれば読み込んでしまうので快適に閲覧できます。
「バースト転送機能」は、規制に入った時だけしか使えない訳ではありません。
通信容量を使い切っていなくても、ターボ機能で意図的に低速通信状態にして利用することも可能です。
少ない通信容量を節約している時でも「バースト転送機能」があれば、webサイトの閲覧くらいなら快適に利用できます。
バースト転送機能を実装している事業者一覧
「バースト転送機能」を実装している事業者は少ないです。
IIJmioが実装しているので、系列のDMM mobileも実装しているという感じです。
IIJmio
DMM mobile
エキサイトモバイル
mineo(マイネオ)
まとめ
バースト転送機能は、限られた高速通信用のデータ容量を節約しながらもwebサイトや画像、Twitterのタイムラインを高速で読み込み快適に閲覧できる機能です。
現在は、IIJmio系列くらいしか実装していないですが、実質バースト転送と同じような読み込み速度になる事業者もあるようです。
他のモバイル事業者も公式にバースト転送機能を実装公開して欲しいですね。