「格安SIM」各社のプランをランキング形式で比較してみました

格安SIM

「格安スマホ」もしくは「格安SIM」と呼ばれている携帯通信会社は数多くあります。

大手キャリアの何とか割など複雑な価格設定と比べて分かりやすいですが、それでも「データSIM」や「音声通話SIM」、1GBや3GB、無制限などプラン内容が豊富なので判断に悩みます。

そこで、格安スマホ各社の同様のプラン料金を安い順に並べて比較してみました。

高速通信が使える最安データSIMプラン比較

  通信容量 通信速度 月額料金 SMSあり 
DMM mobile 1GB/月 225Mbps 480円 630円
b-mobile 1GB/月 225Mbps 500円 630円
DTI SIM 1GB/月 225Mbps 600円 750円
NifMo 1.1GB 262.5Mbps 640円 790円
mineo(auプラン) 500MB/月 150Mbps 700円 
エキサイトモバイル 1GB/月 300Mbps 670円 810円
U-mobile 1GB/月 225Mbps 790円 940円
楽天モバイル 3.1GB/月 150Mbps 900円 1,020円
BIGLOBE SIM 3GB/月 262.5Mbps 900円 1,020円
OCN モバイル ONE 110MB/日 150Mbps 900円 1,020円 
IIJmio 3GB/月 225Mbps 900円 1,040円
ぷららモバイルLTE 110MB/日 150Mbps 900円 1,050円
UQ mobile 3GB/月 150Mbps 980円 980円

※料金は税抜きです。

090/080/070の通話が出来ない、ネットのみのデータSIMプラン比較です。

このプランは、電話はガラケーがあるから、出来るだけ安くスマホを持ちたい人に最適です。電話を使いたかったら、IP電話を利用という手もあります。音声品質は落ちますが電話代は携帯電話よりかなり安いです。

DMM mobile」が最安値です。業界最安を宣言しているので、今後もこの水準で利用できると思います。機能も充実しているので、使い勝手は良いのでとにかく安く高速通信がしたい人にお薦めですね。

b-mobile」は、「おかわりSIM」といって1GB利用するごとに料金と容量が追加されるプランです。1GB以内の利用で済むなら、最安値クラスになります。

mineo」は、通信データ容量が500MBと少量ですが、auプランだとSMS付きで最安値クラスになります。余ったデータを家族や友人、ユーザー同士で共有できるサービスもあるので、実際には500MB以上利用できる事があります。

OCN モバイル ONE」と「ぷららモバイルLTE」は、1日当たり110MBだけ高速通信が利用できるプランです。30日あたりだと3.3GB相当になるので、他社の3GBプランと比べて遜色ない料金になります。Wi-Fiに繋がないで、大容量のアプリをダウンロードしたり、動画を長時間見てしまうと、あっという間に使い切るので、計画的に使いたい人にお薦めのプランですね。

最安の音声通話SIMプラン比較

  通信容量 通信速度 月額料金 備考
DMM mobile 無制限 200kbps 1,140円 低速通信
DTI SIM 1GB/月 225Mbps 1,200円  
エキサイトモバイル 無制限 200kbps 1,200円 低速通信(最適料金プラン)
楽天モバイル 無制限 200kbps 1,250円 低速通信
b-mobile 1GB/月 225Mbps 1,300円 おかわりSIM
mineo(auプラン) 500MB/月 150Mbps  1,310円  
NifMo 1.1GB 262.5Mbps 1,340円  
BIGLOBE SIM 1GB/月 262.5Mbps 1,400円  
U-mobile 3GB/月 225Mbps 1,580円  
OCN モバイル ONE 110MB/日 150Mbps 1,600円  
IIJmio 3GB/月 225Mbps 1,600円  
ぷららモバイルLTE 110MB/日 150Mbps 1,600円  
UQ mobile 3GB/月 150Mbps 1,680円  
Y!mobile 1GB/月   2,980円 国内通話10分以内無料
(300回/月)

※料金は税抜きです。

090/080/070の通話が可能なプランです。MNPで他社から電話番号をそのまま移行して利用できます。SMSも標準で利用できるようになっています。データSIMプランに600円~700円くらい追加した料金になります。

基本的に定額通話サービスはないので、30分20円の料金が必要になります。しかし通話料が半額の30分10円になるアプリサービスや、一部の会社では、条件付き通話料定額サービスもあるので、トータルで大手キャリアより安くできます。

DMM mobile」と「楽天モバイル」は、データ容量無制限といっても200kbpsの低速通信です。LINEや軽いwebサイト程度なら利用出来ますが、基本的に重いです。なので、ネット利用よりも安く電話を使いたい人向けのプランです。電話代は別に必要になりますが、通話代が半額になるサービスなどを導入すると、1日5分程度なら大手キャリアを利用するより安上がりです。

DTI SIM」の音声通話SIMの1GBプランは、高速通信と電話が使えるプランとしては、最安値です。DMM mobileより安くなっています。

b-mobile」は、1GBごとに料金と容量が追加される「おかわりSIM」プランの始めの1GBになります。

OCN モバイル ONE」と「ぷららモバイルLTE」は、1日当たりは110MBですが、30日あたりだと3.3GB相当になるので、他社と比べても遜色ない料金です。1ヵ月を通して計画的に使いたい人向けの変則的なプランですね。

Y!mobile」は、国内通話を定額で利用できるサービス込みのプランです。10分以内の通話を月に300回以内までできます。よほど長電話でない限り10分あれば十分ですが、かけ直せば長時間通話も出来ます。1日に平均10回の通話回数も普通の人には十分ですね。

3GBプラン比較

  通信容量 データSIM 通話SIM 備考
SMSなし SMSあり
DTI SIM 3GB/月 840円 990円 1,490円  
DMM mobile 3GB/月 850円 1,000円 1,500円  
mineo(auプラン) 3GB/月 900円 1,510円  
U-mobile 3GB/月 1,580円  
楽天モバイル 3.1GB/月 900円 1,020円 1,600円  
NifMo 3GB/月 900円 1,050円 1,600円  
BIGLOBE SIM 3GB/月 900円 1,020円 1,600円  
IIJmio 3GB/月 900円 1,040円 1,600円  
エキサイトモバイル 3GB/月 900円 1,040円 1,600円  
UQ mobile 3GB/月 980円 980円 1,680円  
OCN モバイル ONE 3GB/月 1,100円 1,220円 1,800円  
b-mobile 3GB/月 1,000円 1,130円 1,800円 おかわりSIM
3GB/月 1,180円 1,980円   
Y!mobile 3GB/月 3,980円 国内通話10分以内無料
(300回/月)

※料金は税抜きです。

1ヵ月間でもっとも多く消費されているのが3GBくらいだそうです。利用者が多いので料金的にも各社しのぎを削っています。

データSIMプランが900円~1000円、音声通話SIMプランが1,500円~1,700円くらいと手頃な料金で、普通の人には十分なデータ容量なので迷ったら、このクラスのプランを選択すると良いと思います。

DTI SIM」が最安値になっています。データSIMプランのSMS付きだけは「mineo」のauプランの方が安くなっています。

DMM mobile」は、DTI SIMより10円高くなっています。最安値宣言の牙城が崩れましたが、ターボ機能やバースト機能、DMMトークなどサービス面では圧倒しています。

b-mobile」は、1GBごとに料金と容量が追加される「おかわりSIM」プランの3GBの時の料金と、「ライトプラン」の料金です。「おかわりSIM」の方が安くなっています。

OCN モバイル ONE」は他社と比べて少し割高ですが、IP電話「050 plus」込みの料金です。IP電話は音声品質は良くないですが、通話代がかなり安いので、電話相手が家族や友人など親しい人となら気にしなくて利用できるでしょう。

Y!mobile」は割高に見えますが、電話かけ放題サービス込みの料金です。電話の利用が多い人なら、他社よりも割安になると思います。

10GB以上の大容量プランの比較

  通信容量 データSIM 通話SIM 通信速度
DMM mobile 10GB 2,190円 2,890円 225Mbps
15GB 3,600円 4,300円
20GB 4,980円 5,980円
楽天モバイル 10GB 2,260円 2,960円 150Mbps 
BIGLOBE SIM 12GB 2,700円 3,400円 262.5Mbps
OCN モバイル ONE 10GB 2,300円 3,000円 150Mbps
15GB 1,800円 2,500円 500kbps
mineo(auプラン) 10GB 2,520円 3,130円 150Mbps
IIJmio 10GB 2,560円 3,260円 225Mbps
NifMo 10GB 2,800円 3,500円 262.5Mbps
エキサイトモバイル 20GB 4,750円 5,450円 300Mbps

※料金は税抜きです。

10GB以上の大容量で高速データ通信が出来るプランです。

大容量プランは、1GBあたりの料金単価が低容量プランよりも安いので、後から容量を追加するよりも出費が少なくて済みます。毎月10GBくらは使う人は始めから大容量プランを選択した方が良いと思います。

月に10GB以上を必要とする目安は、

  • Wi-Fi環境がない
  • 外出先で動画をよく見る
  • 大容量アプリをよくダウンロードする
  • 自宅に固定のネット回線がない
  • 家族と容量をシェアする
  • テザリングで利用する事が多い

これらに該当する人は、すぐに使い切って速度制限がかかり、低速で翌月まで我慢しないといけないストレスから解消されます。

データ容量無制限プランの比較

  データSIM 通話SIM 通信速度
SMSなし SMSあり
TONE 1,000円 1,100円 1,953円 500~600kbps
UQ mobile 1,980円 2,680円 500Kbps
b-mobile 1,980円 2,780円 225Mbps
DTI SIM 2,200円 2,350円 2,900円 225Mbps
U-mobile 2,480円 2,630円 2,980円 225Mbps
ぷららモバイルLTE 2,760円 2,910円 3,460円 3Mbps

※料金は税抜きです。

インターネットを中高速でデータ容量の制限もなく利用できるプランです。固定回線代わりに利用したい人や、外出先でも制限を気にせずに利用したい人向けになります。

TONE」が断トツに安いです。しかし3日間の通信制限が300MBなので、500~600kbpsで利用できるのは、実質3GBくらいになってしまいます。サポート体制が格安スマホの中では良いので初心者や親子で利用するのに向いています。

UQ mobile」は500kbpsと中速ですが、通信制限時の200kbpsより速く、高画質動画の視聴や、画像の多いwebサイトの利用以外なら、それほど重くなく使えます。

b-mobile」の無制限プランが高速通信を利用できる中では、一番安いです。

無制限と言ってますが、実際には通信制限がある会社もあります。

UQ mobile」だと3日間で3GBを超えると制限されるので、実質30GBだけ500kbpsの速度が出せることになります。

U-mobile」は、速度制限を明言していませんが、通信が混雑すると1GBを超えたあたりから制限される事があるようです。

DTI SIM」は、1日に他の人と比べて著しくデータ通信量を消費していると通信制限を受ける場合があります。制限されても翌日には高速通信に戻ります。

ぷららモバイルLTE」には通信制限がありません。

まとめ

比較的似通った料金になっていますが、「DMM mobile」、「mineo」、「U-mobile」あたりが低価格で争っている感じですね。特に「DMM mobile」は、他社より最安値宣言しているので、最安値プランから大容量プランまで基本料金では常に最安で利用できます。

「DMM mobile」には無いデータ容量無制限プランでは、「U-mobile」が高速通信なのでお薦めです。

ここで紹介した料金は、あくまでも基本料金なので、キャンペーンやサービス内容によっては、さらに割安になる場合があるので実質的な最安SIMは変わってくる可能性があります。

そのため料金だけに囚われず、サービス内容や通信の信頼度なども考慮した上で自分にあったスマホ会社を選択しなくてはいけません。その辺も当サイトでは、各社の最新情報の提供や細い比較チェックなど分かりやすく説明しているので参考にしてください。

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