U-mobileは、通話定額を込みの新サービス「U-mobile SUPER」を6月上旬から提供開始する事を発表しました。
今年に入ってから、楽天モバイル、DTI SIM、mineoと通話定額を始めるMVNOが増えていますが、U-moibileもこの流れに乗るようです。
通話定額込みの「U-mobile SUPER」
U-mobile SUPERの詳細
月額料金表
利用容量 | 基本使用量 | 通話サービス | |
---|---|---|---|
SUPER Talk S | 1GB | 2,980円 | 10分300回無料 |
SUPER Talk M | 3GB | 3,980円 | |
SUPER Talk L | 7GB | 5,980円 |
この他に初期費用として契約事務手数料3,000円が必要です。
容量を超過した時の通信速度は、通常のプランが200kbpsなのに、このプランの場合だとキャリアと同等の128kbpsになるようです。
また通信速度も他のプランと違って下りが112.5Mbpsになっています。
U-mobile SUPERは、3大キャリアやY!mobile(ワイモバイル)と同じでネットと通話定額のセットになったプランです。
3GBの音声通話SIMの月額料金が1,580円であることを考えると、通話定額代は1,400円になります。
他社との比較もしてみます。
DTI SIMの1GBの音声通話SIMに「でんわかけ放題」料金780円をプラスすると1,980円になるため、1,000円高いです。
楽天モバイルの3.1GBの音声通話SIMに「5分かけ放題オプション」料金850円をプラスすると2,450円になるため、1,500円高いです。
DTI SIMの3GBの音声通話SIMに「でんわかけ放題」料金780円をプラスすると2,270円になるため、1,710円高いです。
料金面だけで見ると、他社よりかなり高くなっています。
ただし、U-mbileは、1回の通話時間が10分と長くなっている点が勝っています。
5分では足りない、だからといってかけ直す面倒はしたくない人には大きな利点になると思います。
次は全く同じ通話定額のY!mobileと比較すると、
Y!mobile | U-mobile | |
---|---|---|
1GB | 2,980円 | 2,980円 |
3GB | 3,980円 | 3,980円 |
7GB | 5,980円 | 5,980円 |
あれ?通信容量も月額料金も全く同じですね。どうやらY!mobileに合わせた感じです。
違いは、Y!mobileの場合2年契約になっている点と、スマホ割引きがある点です。また通信速度も安定して速いという点もあります。
U-mobileは1年契約で、2年目以降に契約期間がない所は人によって利点と言えるでしょうが、現時点ではどうなるか分かりません。
それにしても、このプランはソフトバンク/ワイモバイル回線を使っているのでしょうか。
ZTE Blade V6が先着5,000名に実質無料
また、「U-mobile SUPER」を新規電話番号発番で加入する人は、先着5,000名にSIMフリースマホ「ZTE Blade V6」の料金相当の割引きをおこないます。
要するにMNPでの契約ではなく、新しく電話番号を取得する人限定で、「ZTE Blade V6」が実質無料になるという事です。
ただしSUPER Talk Sは対象外です。
ZTE Blade V6のスペック表
メーカー | ZTE |
---|---|
機種名 | Blade V6 |
価格 | 26,800円 |
OS | Android5.0 |
画面サイズ | 5インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280×720 |
CPU | MT6735 クアッドコア1.3GHz |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
外側/内側カメラ | 1300万/500万画素 |
バッテリー容量 | 2200mAh |
高さ×幅×厚み | 142×69.5×6.8mm |
本体重量 | 122g |
本体カラー | グレー/シルバー |
26,800円の普通に使えるスマホが無料で手に入るならお得だと思います。
まとめ
先日のmineoが発表した通話定額にはがっかりしましたが、U-mobileはセットプランとして導入してきました。
単純な料金では楽天モバイルやDTI SIMと比べて割高ですが、通話時間が10分という事が重要な人にはその価値があるかもしれません。
通話定額の内容や料金が同じY!mobileと迷うと思いますが、スマホ割や2年縛りなどを考慮して検討しましょう。
もちろんネコの会社はワイモバイルのことです。