1割近い値下で、さらに購入しやすくなったiPhone 6sのコンパクト版「iPhone SE」の紹介です。
アップルストアで販売されているiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEが5千円から9千円値下げされました。
元々リーズナブルな「iPhone SE」は、16GBが47,800円、64GBが59,800円とそれぞれ5千円引きされています。
上位版と比べて3万円以上安く、格安SIMとの組み合わせに購入を考えている人もいると思うので見てみます。
iPhone SEの詳細
スペック表
メーカー | Apple |
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機種名 | iPhone SE(A1723) |
価格 | 47,800円、59,800円 |
OS | iOS9 |
画面サイズ | 4インチ液晶 |
解像度 | 1136×640 |
CPU | 64bitのA9チップ、組み込み型M9モーションコプロセッサ |
RAM/ROM | 2GB/16GB、2GB/64GB |
外側/内側カメラ | 1200万/120万画素 |
バッテリー容量 | 1624mAh |
連続待受時間 | 約10日間 |
連続通話時間 | 3G:約14時間 |
高さ×幅×厚み | 123.8×58.6×7.6mm |
本体重量 | 113g |
対応バンド | 3G(W-CDMA/CDMA2000):800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/38/39/40/41 |
SIMサイズ | nano |
外部メモリ | 非対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
カラー | シルバー/ゴールド/スペースグレイ/ローズゴールド |
その他 | VoLTE/NFC/GPS/GLONASS/デジタルコンパス/3軸ジャイロ/加速度センサー/近接センサー/環境光センサー/指紋認証センサー/Bluetooth 4.2/microUSB/テザリング |
性能
上位モデルと同じA9チップで、M9コプロセッサが組み込まれていて、iPhone 5sより数倍も性能アップしています。
メインメモリは2GBで、ストレージは16GB版と64GB版の2つがあります。
iPhoneはメモリーカードが使えないので、写真撮影やアプリのインストールが多い人は64GBにした方が後で困る事がないと思います。
ディスプレイ
4インチ液晶ディスプレイで、解像度は1136×640になっています。
HD(1280×720)より少し低い解像度ですが、小さいので妥当でしょう。
最大輝度は上位モデルと同じですが、コントラスト比が、1,400:1→800:1とiPhone 6sより低く、iPhone 5sと同等です。明暗差のある映像は少し落ちますが、視野角は大差ないようなので実使用では問題ないです。
カメラ
メインカメラが1200万画素、サブカメラが120万画素になっています。
メインカメラはiPhone 6sと同じですが、サブカメラは500万画素からスペックダウンしています。自撮りが多い人は気になる点ですが、SNSに投稿する程度なら問題ないと思います。
最上位モデルiPhone 6s Plusに搭載されている光学式手ぶれ補正はありませんが、他の機能に違いはありません。
iSightカメラ(静止画撮影)
- 12メガピクセルiSightカメラ(1.22マイクロメートルのピクセルサイズ)
- Live Photos
- Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
- True Toneフラッシュ
- パノラマ(最大63メガピクセル)
- 写真の自動HDR
- 露出コントロール
- バーストモード
- タイマーモード
- F値2.2
- 5枚構成のレンズ
- ハイブリッド赤外線フィルタ
- 裏面照射型センサー
- サファイアクリスタル製レンズカバー
- 自動手ぶれ補正
- 強化されたローカルトーンマッピング
- 強化されたノイズリダクション
- 顔検出
- 写真へのジオタグ添付
カメラ画質に定評があるiPhoneらしい性能を備えているようです。
動画撮影
- 4Kビデオ撮影(3,840×2,160/30fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fps/60fps)
- 720p HDビデオ撮影(30fps)
- True Toneフラッシュ
- 1080p(120fps)、720p(240fps)スローモーションビデオに対応
- 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
- 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080p/720p)
- 連続オートフォーカスビデオ
- 強化されたノイズリダクション
- 4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影
- 再生ズーム
- 3倍ズーム
- 顔検出
- ビデオへのジオタグ添付
4K動画も撮影できます。本体で4K画質は見れませんが、4Kモニターやテレビなら高画質な動画を楽しめます。
デザイン
4インチでコンパクトデザインは、女性や手の小さい人にも使いやすく、胸ポケットに入れて気軽に使いたい人にも最適なサイズになっています。
同じサイズのiPhone 5sと同様に電源ボタンも上部に設置されているので、専用ケースなど同じものが利用可能なようです。
対応バンド
ドコモ系、au系、ソフトバンク系、ワイモバイルと全ての回線に対応しています。
またVoLTEにも対応しているので、高音質な通話が可能です。
ドコモ系、ソフトバンク系(ワイモバイル)
3G(W-CDMA)が1/6/19で、LTEが1/3/8/19/28です。
FOMAプラスエリア(Band6)に対応。LTEもドコモのプラチナバンド(Band19)とソフトバンクのプラチナバンド(Band8)に対応しています。
au系
3G(CDMA2000)が1/18で、LTEが1/18/26/28/41です。
プラチナバンド(Band18)に対応しています。またWiMAX2+でも利用可能です。
電池持ち
バッテリー容量は、1624mAhと一見少なそうですが、4インチサイズと小さく省電力化も進んでいるので、同サイズのiPhone 5sより3割ほど電池持ちが良くなっています。
価格
2GB/16GBが47,800円、2GB/64GBが59,800円で、発売当初の価格から5千円安いです。
上位版にあたる「iPhone 6s」の価格が、2GB/16GBが78,800円で、2GB/64GBが89,800円なので3万円程安く比較的購入しやすくなっています。
その他
iPhone 6sの目玉だった「3D Touch」には対応していません。タッチする強さで操作が出来る機能で、使い慣れた人なら欲しいところですが、無くて困る機能ではないです。
上位版同様、Touch IDといってホームボタンに指紋認証センサーが搭載されています。パスワードよりもセキュリティが高く、操作性も格段に良いのでありがたいですね。
まとめ
5万円台は、数万円以内で買えるSIMフリースマホが多い中では、少々お高いですが、ハイエンドクラスの性能なのでコンパクトなスマホが欲しい人には、お買い得だと思います。
SIMフリーはドコモ対応が多いですが、iPhoneは、auやソフトバンク、ワイモバイルにもバッチリ対応しているので、どこでも使えるのは良いですね。
格安SIMに変えて毎月4千円くらい浮くと、1年ちょっとで買えるくらいお金が貯まるかも?