Acer(エイサー)から、ミドルスペックのSIMフリースマートフォン「Liquid Z530」が発売されました。
2万円台と低価格で必要十分な性能と機能を搭載したスマホです。
目次
Liquid Z530W
スペック表
メーカー | Acer |
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機種名 | Liquid Z530 |
価格 | 24,800円 |
OS | Android5.1 Lollipop |
画面サイズ | 5インチIPS液晶 |
解像度 | 1280×720 |
CPU | MT6735 クアッドコア 1.3GHz |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
外側/内側カメラ | 800万/800万画素 |
バッテリー容量 | 2,420mAh |
充電時間 | 約140分 |
連続待受時間 | 3G:約630時間 LTE:約540時間 |
連続通話時間 | 3G:約12時間 |
高さ×幅×厚み | 144×70.3×8.9mm |
本体重量 | 145g |
対応バンド | 3G:1/6/9/19 LTE:1/3/19/21/28 |
SIMサイズ | nano |
外部メモリ | microSD(最大32GB) |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n |
カラー | ブラック/ホワイト |
その他 | GPS/加速度センサー/近接センサー/照度センサー/Bluetooth4.0/ハイレゾオーディオ/FMラジオ |
性能
SoCは、MediaTek社のMT6735です。CPUには、Cortex-A53 を4基搭載したクアッドコア1.3GHz、GPUにはMali-T720。スペック的には、このクラスで多く利用されているSnapdragon410よりも少し上になるようです。3D系のゲームは厳しいですが、webサイトの閲覧やSNSや軽めのゲーム程度ならサクサクです。
ストレージとメインメモリは、16GB/2GBとこの価格帯ではスタンダードな容量です。
ディスプレイ
5型のIPS液晶なので、視野角が良く鮮やかで見やすいです。解像度1280×720もこの価格帯では一般的で粗いという事はないでしょう。むしろ消費電量を抑える事が出来るので、普段使いではメリットがあります。
またZero Air Gapといってタッチパネルと液晶間の空気を抜いて接合しているので、内部や外部光の反射を抑えコントラストを高め見やすくなっているようです。
カメラ
アウトカメラは800万画素と平凡な解像度ですが、インカメラに800万画素とメインカメラ並みの解像度を搭載しています。また広角も80°と広く、「セルフィー」と言うだけでインカメラに切り替わり、カウントダウン後に自動で撮影する機能もあるようなので、自撮り用途に最適なスマホになっているようです。
だた手ぶれ補正もなく、ボケ気味なので画質はあまり良くなくカメラ画質には期待しない方が良いようです。
音楽再生
ハイレゾ音源再生に対応しているので、CD音源を超える高音質な音楽を再生できます。
ただし、ハイレゾ対応のDACとヘッドホンが必要なので、これ単体ではハイレゾで聴く事が出来ません。
また3Dサウンドや重低音も鳴らせるDTS Studio Sound技術も搭載しているので、音の表現に力が入っているようですね。
通信方式
3G(WCDMA)が1/9/19/6、LTEが1/3/19/21/28です。
LTEは、ドコモのクアッドバンド、1、3、19、21の全てに対応しているのは珍しいです。
3GもFOMAプラスエリアに対応しているので、こちらも繋がりやすいですね。
ただし、CDMA2000やVoLTEに対応していないため、au回線で利用する事は出来ません。
その他
「AcerEXTEND」は、無線LAN経由でPCにスマホの画面を表示したり、データの送受信が可能です。またPCのキーボードからスマホに入力も可能ですが、無線による遅延があるので、リアルタイム入力のシビアなゲームには向かないみたいです。
BluelightShield機能は、ブルーライトをカットして目への負担を減らす事が出来ます。
まとめ
実使用では、タッチの感度が良く、反応や動作も速くサクサクと動くようです。カメラ画質は良くないですが、2万円前半で購入出来るスマホでは、性能も操作性も良いので、ブラウジング等の使い勝手を重要視したい人にはオススメだと思います。