「UQ mobile」は、11月17日より開始するVoLTEのSIMカードと料金プランを発表しました。
VoLTEは、高速通信のLTEを利用して音声通話を可能にした技術です。
これまでauの電話回線(3G)は、CDMA2000方式だけでした。
CDMA2000は、国内でau以外利用していないため対応する端末も少なく、特にSIMフリー端末の選択肢が限定されていました。
また、データ通信と音声通信を同時におこなえない欠点があります。
しかし、VoLTEは高速通信の統一規格LTEを使っているので、高音質でありながら電話中でもネットを利用できるようになります。
au回線を使った携帯電話会社でも使えるSIMフリースマートフォンが、増える事が期待できる規格です。
データSIM | 音声通話SIM(VoLTE対応) | 最大通信速度 | 速度制限 | |
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3GB | 9,80円 | 1,680円 | 下り150Mbps 上り25Mbps |
3日間で3GB |
無制限 | 1,980円 | 2,680円 | 500kbps |
初期費用として、SIMパッケージ料金3,000円が必要です。
音声通話SIMプランの場合だけ、12ヶ月の契約期間があり途中で解約すると違約金9,500円を請求されます。
割込通話サービス(キャッチホン)は、VoLTEプランに限り月額200円必要になります。
データSIMプランと音声通話SIMプラン間でのプランの変更は出来ないので、データSIMプランからの変更を希望する場合は、1度解約する必要があるようです。
VoLTEプランは、データ高速プラン(V)、音声通話プラン(V)、データ無制限プラン(V)というように従来のプラン名に(V)が付く形になります。
またVoLTE対応SIMカードの提供の開始しますが、microSIMとnanoSIMの両方に対応した形になっています。
VoLTEに対応した事で、au回線専用の「UQ mobile」でも使える端末も増えてきそうです。
特に今人気でオススメの「arrows M02」が使えるのは大きいと思います。防水防塵、ゴリラガラス3に対応した耐久性の高さや、おサイフケータイ、ストラップホールなど国産らしい作りになったミドルクラスのSIMフリースマートフォンです。
使えるスマホが増えると、日中でも通信速度が安定して速いと評判の良い「UQ mobile」を利用しやすくなりますね。