BlackBerry社から、スライド式の物理キーボードを搭載したハイスペックスマートフォン「BlackBerry PRIV」が発売されました。価格は9万9800円(税抜)。
日本では正規代理店のFOXから販売されます。MVNOでは、U-mobileが取り扱っています。
BlackBerry PRIV
スペック表
メーカー | BlackBerry |
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機種名 | BlackBerry PRIV |
価格 | 99,800円 |
OS | Android5.1.1(6.0アップデート予定) |
画面サイズ | 5.4インチ両端曲面有機EL(AMOLED) |
解像度 | 2560×1440 |
CPU | Snapdragon 808 ヘキサコア1.8GHz×2+1.4GHz×4 |
GUP | Adreno 418 600MHz |
RAM/ROM | 3GB/32GB |
外側/内側カメラ | 1800万/200万画素 |
バッテリー容量 | 3,410mAh |
高さ×幅×厚み | 147×77.2×9.4mm |
本体重量 | 192g |
対応バンド | 3G:1/2/4/5/6/8 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/28/29/30 |
SIMサイズ | nano |
外部メモリ | microSDXC(最大2TB) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
カラー | ブラック |
その他 | GPS/加速度計/アクティビティモニタ/高度計/環境光/ジャイロスコープ/磁力計/近接/飛行時間(TOF)/Bluetooth 4.1/NFC/microUSB |
OS
BlackBerryでは初めて、アンドロイドOSを搭載しました。バージョン6.0へのアップデートも予定されています。
スペック
CPUはSnapdragon808のヘキサコア(6コア)、GPUはAdreno418、ストレージ32GB、メインメモリ3GBとハイスペックです。また外部メモリはmicroSDXCの2TBまで利用可能です。スナドラ808を採用しているので、810以降の発熱問題は避けられたようです。
ディスプレイ
2560×1440と高解像度で、端の方が曲面になっています。アクティブマトリクス有機EL(AMOLED)を使用しているので、画質は液晶より綺麗です。曲面ディスプレイは、端っこを操作するときに引っかからないメリットがあります。
カメラ
1800万画素と高画素で、光学手ぶれ補正、位相差オートフォーカス、F値2.2は明るい撮影が可能なので、夜や屋内の暗い場所でも素早くフォーカスが合い綺麗に撮影できます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しているのでハイコントラストな風景も白とびや黒つぶれのない自然に近い写真撮影が可能です。
動画は、4K/30fpsでの撮影が可能なので、4Kモニターやテレビを所有している人は、2Kよりも高解像度の映像を楽しめると思います。
物理キーボード
最大の特徴である物理キーボードは、上下にスライドして利用します。一般的なパソコン等と同じQWERTY配列で馴染みがあるので、すぐに使えます。キーが小さいのは仕方ありませんが。。。
対応周波数(バンド)
海外メーカーのSIMフリーなので、多くのバンドに対応しています。本機は、日本向けのモデルとして、ドコモとソフトバンクへの対応を謳っています。特に海外にはないBand19に対応しているので、ドコモのプラチナバンドが使えます。
しかしau回線では、CDMA2000やVoLTEに対応していないので電話は利用できず、LTEもBand11、18、26に対応していません。ドコモとソフトバンク用と見た方が良いでしょう。
まとめ
約10万円と非常に高価です。スペックは現時点のハイエンドではありませんが、ハイスペックなので、もたつきもなくスムーズで、ほとんどのゲームに対応できると思います。
本機の特徴でもあるスライド式の物理キーボードは、タッチパネルの反応の悪さに悩まされずに長文の入力などが出来ます。しかしキーが小さいので指先が器用な人以外は使いづらいかもしれませんが。。。
スマートフォンを出先でもパソコン感覚で利用したい人や、変わったスマホを使いたい人向けのかなりニッチな製品でしょうね。
U-mobileでも取り扱っているのでチェックしてください。